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  • 執筆者の写真伊丹市のこどもの未来を考える会

5/6・13時時点575件:新型コロナ休校・休園アンケート結果

5/6、13時時点575件の結果を掲載いたします。


本日現時点で600件を超えております。いろいろな方のご協力を賜り、拡散している状況です。ご協力くださっているすべての方に感謝いたします。 伊丹市の子どもはたくさんいます、600世帯ではまだまだ! ぜひ、アンケートの存在を多くの人に知っていただき、回答をお願いしたいと思います。 引き続きご協力をお願いいたします。


大きく傾向は変わっていませんので詳細分析は5/3時点のものをぜひご覧ください。 今回グラフと数値を差し替えしたバージョンを掲載いたします。


※調査にはgoogleフォームを利用しており、グラフはgoogleフォームの自動集計結果を流用しています。

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小学校区別の比率も大きくは変化していません。グラフ内は見づらいので、補足の数値を書き出すと、以下のようになっています。


■伊丹小	132、23.1%、■南小 67、11.7%、■有岡小 61、10.7%
■鈴原小 51、8.9%、■昆陽里小 44、7.7%、 ■緑丘小 29、5.1%
■鴻池小	26、4.5%、■稲野小 28、4.9%、■笹原小 25、4.4%、
■摂陽小	21、3.7%、■天神川小 16、2.8% ■荻野小 15、2.6%
■瑞穂小	15、2.6% ■花里小 11、1.6% ■桜台小 9、1.6%
■池尻小 8、1.4% ■分からない1、0.2%、■伊丹市以外13、2.3%

※前回より回答数が増加した小学校区等を着色しています。

これは、前回も記載していますが、どの程度均等に回答者が広がるか次第ではあるものの、多くの方に回答いただけた場合、最終的に児童生徒数の多い地域の比率が高くなると思われます。



一番多く回答されたものは運動不足、次いで、学習の遅れ、友達や先生に会えないコミュニケーションの不足等が多くチェックされました。自由記入欄にも学習進度が家庭によって異なる=保護者にゆだねられている状況に不安や不満を感じている回答も多くみられました。

子どもの体験や学習機会の減少、自分のストレス、運動不足が上位3つとなりましたが、仕事がどうなるのか?また、家族内での口論・DV・虐待リスクを上げた回答は比率が微増14%→14.8%(74件→85件)と気になる結果となっています。




ほぼ外出をしていない子どもが23.8%と多く、3月上旬の休校から約2カ月、さらに5月31日まで約3カ月と考えると子どもの運動能力の低下が気になる回答となっています。一方で毎日外出している子どもは17.2%で、家庭によって状況が大きく異なっていることが読み取れます。

次の質問の回答は外出する場合は、どのような時か?という質問ですが、運動機会を確保するためと思われる、散歩や公園が多くなっています。 自由記入欄で目立ったのがランニングやジョギング・マラソン、また、家の前で遊ぶ等、外遊びの機会をどのように確保するか模索している様子が見られました。 後述の自由記入欄では、公園に行かせたいが周囲の目が気になる、また、自分は自粛しているのに他の子どもが公園にいるのが気になるなど、運動はさせたいが、どの程度まで外遊びを控えるべきか基準が見えず保護者が困っている様子が浮き彫りになりました。 家の前で遊んでいるだけで、近所の人から苦情を言われて外に出られないというケースも見られました。





友達に会う頻度がほぼないという回答が68%と、7割に近い子どもが、おそらく家族のみを中心としたコミュニケーションとなっていることが想定されます。


家庭学習については学校からの課題をやっているが82.6%と突出して多いものの、その他については、家庭によって異なることがわかります。 特になにもしていない8.7%(50件)という回答も一定数あり、保護者が日中自宅にいることができるか、また、自宅にいても仕事をしながらや、複数の異年齢の子どもに勉強をさせる難しさも見える一方で、塾や問題集・タブレット教材を使っている家庭もあり、懸念されている家庭による学力格差が、実際に起きつつあるのではないかと気になる結果となっています。


休校中にしてほしいこと、フォローについては、オンラインの授業が68.2%と多く、次いでプリント配布58.4%となっています。プリント配布については伊丹市が無料公開している教材があるものの、プリンタがない、プリンタはあっても印刷の手間・インク代・紙代の負担等の声も見られ、学校からの定期的な教材配布を希望する声が自由記入欄でも多くみられました。 また、休校が長期化するのではないか?収束しても再燃するのではないか?という懸念も多くあり、動画配信やオンラインでの授業やホームルーム(双方向)ができる体制を急いで整えてほしいという声が見られました。 家庭によって、保護者が日中不在で子どものみになるケースもあり、オンライン設定を低学年の子どもが一人で実行することは難しいという意見も見られ、保護者が不在になる家庭へのフォローをどのように行うのか課題もあります。そういった家庭からは、いつでも見れる動画配信が助かるという声が見られました。 オンラインでの「双方向コミュニケーションが取れるメリット」、動画配信の「いつでも見れるというメリット」、それぞれをうまく活用していくことが必要かもしれません。


このアンケートはWEB回答する方式で実施しているため、インターネット環境がない、と答えた家庭はほぼなかったものの、端末は圧倒的にスマートフォンが多く、オンライン授業が始まった場合に、端末の貸し出しが不要と回答した家庭は38.8%にとどまりました。




一番最後の質問、自由にご意見を記入していただく欄の分類作業を進めています。

少しお時間を頂きますが、どのような状況か、早めに皆さんへ共有していきたいと思います。


アンケートに回答くださった保護者の皆様、また、他の保護者様へアンケートの存在を伝えてくださった皆様、ありがとうございます。

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